この記事では相手に配慮つつ「値引きの丁寧な言い方のメール」の書き方を、やさしい言い回しでまとめました。
値引きをお願いしたいときほど、言葉はていねいにしたいですよね。
いきなり条件を押しつけるのではなく、「こちらでできる工夫」を添えて、メール一本でまずは気持ちよく話を始める――そんな設計です。
設置したジェネレーターで下書きをして、 コピペ用テンプレを利用しての文章のアップデート。
さらには件名の例や差し替え一文を活用して、あなたの状況に合わせて文章を仕上げていきましょう。
「文章作成」をクリックすると例文が完成します。
流用する場合は「コピー」をクリック。
値引きの丁寧な言い方の例文―メールなどへのコピペ用テンプレ
短文
お世話になっております。 ◯◯の価格につき、ご相談させてください。 現状のお見積:税込◯◯円/背景:社内予算の都合 数量や期間、支払条件の工夫で調整できれば幸いです。 難しい場合はその旨お知らせください。ご都合に合わせます。 よろしくお願いいたします。
標準
株式会社◯◯ △△様 お世話になっております。 ◯◯の価格について、下記のとおりご相談させてください。 背景:年間契約の検討(数量◯/利用ユーザー◯名) ご提示額(現状):税込◯◯円 希望の目安:税込◯◯円程度(目安) 条件の工夫:数量増・契約期間の延長・支払前倒し 等、可能な範囲で検討できます。 もし難しい場合は、代替案や別プランのご提案でも大変助かります。 無理のない形で進められればと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
長文
株式会社◯◯ △△様 いつも大変お世話になっております。 ◯◯の価格につき、ご相談のお願いでご連絡いたしました。 背景は社内予算の見直しで、年間契約前提での調整可否を伺いたく存じます。 ご提示額(現状):税込◯◯円 希望の目安:税込◯◯円前後(目安) こちらでできる工夫:数量(◯→◯)・契約期間(◯ヶ月→12ヶ月)・支払条件(前倒し)等の調整が可能です。 難しい場合は、近い条件の別案や、機能の切り分け(Aのみ先行)など柔軟に検討いたします。 恐れ入りますが、◯月◯日(◯)頃を一旦の目安としております。ご都合優先で問題ございません。 他に良い進め方があれば、ぜひご提案ください。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
値引きの丁寧な言い方メールに使える件名の例
状況を見て、右の件名をそのまま使えるんじゃないかなって思います。
しつこいと感じるなら、—以降の補足を加工して本文1行目へ移してもいいかも知れませんね。
状況 | 件名の例(完成形) |
---|---|
初回のお願い まずは柔らかく話を始めたい時 | ご相談のお願い — “◯◯の価格条件について” |
数量・期間を材料に こちらの工夫を見せたい時 | 価格ご相談のお願い — “数量増/期間延長など条件の工夫あり” |
目安をそっと提示 圧を出さずに希望を伝えたい時 | 価格ご相談のお願い — “目安:税込◯◯円前後” |
別案歓迎 相手がさらにやる気を出して動きやすいように | 価格ご相談のお願い — “別プランや機能調整のご提案歓迎” |
返信が滞っている やさしく再送したい時 | 【再送】ご相談のお願い — “◯◯の価格条件について(目安◯/◯)” |
値引きの丁寧な言い方メール本文の差し替えパーツ
ジェネレーターやテンプレを使って形が出来てきた文をさらに調整するための短い一文になります。
必要な場所に挿し込んでだり、ちょっと言い方を変えてみたりしながら、長さや温度感を整えてみてくださいね。
最初のひと言(へりくだり+お礼)
- いつも丁寧にご対応いただきありがとうございます。
- まずは日頃のご支援に御礼申し上げます。
- お忙しいところ恐れ入ります。要点のみ共有しますね。
”お願い”の大切な部分(やわらかい表現)
- 価格について、ご相談できれば幸いです。
- 無理のない範囲での調整可否を伺えますでしょうか。
- 近い条件の別案でも大変助かります。
こちらで工夫を伝える(交渉)
- 数量の調整、契約期間の延長、支払前倒しのいずれかで工夫できます。
- 機能を段階導入し、費用を抑えて開始することも可能です。
- 納期やサポートの範囲も柔軟に合わせます。
逃げ道を用意する(相手が断りやすい)
- 難しい場合は、その旨を率直にお知らせください。無理のない範囲で大丈夫です。
- いただいた条件での継続も前向きに検討いたします。
- ご都合に合う時期で問題ございません。
しめの一言(やわらかく)
- 良い形でご一緒できれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。
- 他に良い進め方があれば、ぜひご提案ください。
- 取り急ぎのご相談です。詳細は追って共有いたします。
よくある質問
「値引き」という言葉は書かないほうがいい?
強い印象になることがあるので、「価格のご相談」「条件の工夫」という表現にすると穏やかです。
必要なら本文の一行だけで構いません。
希望の金額はどの程度まで書く?
まずは「目安」をにじませる程度が安全です。
合わせて「数量や期間の工夫も可能」と添えると、相手が提案しやすくなります。
返信が来ないときの再送は?
件名に【再送】を入れ、本文は短く。「先日のご相談の件、目安◯/◯までに一度ご意向を伺えますと助かります。」程度で十分です。
値引きの丁寧な言い方メールのまとめ
価格の値引き相談は、丁寧な言い方と具体策のセットがいちばん伝わりやすいですね。
やさしい言い回しでお願いし、数量・期間・支払条件などの工夫を添えれば、メール一本でも前に進みやすいと思います。
ジェネレーターやテンプレである程度の下書きをつくり、件名の例や差し替え一文を組み合わせて、あなたの案件に合わせて仕上げていきましょう。
それではGood Luck
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。