納期遅延のお詫びメール、社外向けの丁寧な伝え方の例文を紹介

納期遅延 お詫び メール

この記事では「納期遅延した件でのお詫びのメール」を社外向けに作成する際の、結論→原因→再発防止→代替案の順で、サッと伝える型をまとめてみました。

納期が遅れてしまった時、最初に必要なのは(つい言ってしまいがちな)言い訳ではなく「相手が次に動ける(判断する)情報」だと思うんです。

そしてなるべく相手の逆鱗に触れないこと…。

相手のあることですし、反応はさまざまかと思いますが、こちら側としてはしっかりと謝罪を念頭に置いて対応したいものですね。

この記事では、任意キーワードで例文が完成する簡単なジェネレーターや上手く行けばそのまま使えるコピペ例文、さらにそれらをアップデートさせる「件名」や「本文の一文」の差し替え版も用意しましたので、まずは使ってみてくださいね。

では、空気を和らげつつ、誠意と実務を両立していきましょう。

「文章作成」をクリックすると例文が完成します。

流用する場合は「コピー」をクリック。

目次

納期遅延した件のお詫びメール用のコピペでイケるテンプレ

短文

お世話になっております。
◯◯の納期に遅延が生じ、誠に申し訳ございません。
新しい目安は◯月◯日です。
先に共有可能な範囲からお渡しします。
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

標準

株式会社◯◯ △△様

お世話になっております。
このたびは◯◯の納期に遅延が生じ、誠に申し訳ございません。
原因は最終検証工程での不具合判明であり、
再発防止としてチェック工程の追加と責任者承認を本日より運用いたします。
新しい目安は◯月◯日です。
まずは先行版データを先にお渡しし、残りは確定次第納品いたします。
ご要望があれば優先順位のご指示を頂戴できますと助かります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

長文

株式会社◯◯ △△様

いつもお世話になっております。
◯◯の進行につき、当方の最終確認工程で不具合が判明し、納期に遅延が生じております。
まずは深くお詫び申し上げます。
再発防止として検証チェックリストの追加と責任者承認を必須化し、本日より運用を開始しております。
新しい納品目安は◯月◯日でございます。
滞留を避けるため、AとBは先に共有し、Cは翌営業日にお渡しする段階納品といたします。
差し支えなければ優先度のご指示を頂戴できますでしょうか。
ご迷惑をおかけし恐縮ですが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

納期遅延した件のお詫びメールの件名5パターンをご提案

件名から誠意が溢れ出ればいいのですが、文字だとなかなか難しいと思うので、現状を鑑みた件名をご提案します。

それぞれのケースを選んで、” “内は書き換えてお使いください。

また、” “の文はちっとしつこいかなぁって思ったら、—以降は使わず本文頭にて伝えるようにするとおもいます。

ジェネレーターやコピペ文章などでもなんか納得できないあがりならば、下記の件名も活用してみてくださいね。

状況件名の例(完成形)
まず結論を伝える
お詫びと新目安を先に示したい時
【お詫び】納期遅延のご連絡 — “新しい目安:◯/◯です”
代替案を添える
段階納品や先行共有で停滞を避けたい時
納期遅延のお詫び — “先行共有+段階納品のご提案”
原因と対策を明記
信頼回復を優先したい時
進行遅延のお詫び — “原因と再発防止について”
相手の都合に合わせる
負担を下げる選択肢を置きたい時
ご迷惑のお詫び — “ご都合の良い範囲でOKです”
再送(反応がない)
やさしい再アナウンス
【再送】納期遅延のお詫び — “新目安と先行可能範囲の共有”

納期遅延した件のお詫びメールの差し替えパーツ集

こちらの章もジェネレーターやテンプレ、更には件名例を加え完成度が高まってきた文章の最後の参考パーツとして使ってみてください。

この一文だけでは文脈的にあまり良くない場合もあろうかと思うので、これまで出来てきている文章の必要な場所に挿し込んで、さらに書き換えるなどしていい感じに整えてください。

あいさつのひと言(最初にそえる)

  • いつもお世話になっております。まずは結論からご連絡いたします。
  • ご多用のところ恐れ入ります。短く要点のみ共有しますね。
  • 平素よりお世話になっております。お詫びと今後の対応についてです。

新しい目安を置く(最初に判断材料)

  • 新しい納品目安は◯月◯日です。
  • 至急の箇所があれば、先に共有いたします。
  • 難しい場合は、可能な時期をご教示いただけますと助かります。

原因と再発防止(手短に、再現性重視)

  • 原因は「最終検証での不具合判明」です。
  • 再発防止としてチェック工程の追加と責任者承認を本日より運用します。
  • 詳細は社内で共有し、工程の仕組みに落として管理します。

代替案を置く(停滞させない)

  • 段階納品:先行版データを先に、残りは確定次第お渡しします。
  • 優先対応:AとBを優先、Cは翌営業日に分割します。
  • 補完資料:チェックリストも併せて共有し、手戻りを抑えます。

配慮とお願い(相手が動きやすく)

  • ご都合の良い範囲のご指示で大丈夫です。
  • 優先順位をご教示いただければ、その順で対応します。
  • ご不明点は何なりとお申し付けください。

しめの一言(やわらかく)

  • ご迷惑をおかけし誠に恐縮ですが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
  • 進め方のご提案があれば、柔軟に合わせますね。
  • 取り急ぎのご連絡です。詳細は追って共有いたします。

よくある質問

賠償に触れるべき?

契約と社内ルールに従います。

メール本文では即断の金額は書かず、事実と当面の対応に絞ります。

社内共有はどこまで?

原因と再発防止は必ず社内共有します。

個人責にせず、工程の仕組みへ落とし込むのがコツですね。

電話フォローは必要?

重要案件ならメール送付後に一言の電話確認が安心ですね。

先に「メールで詳細送ります」と予告すると押しつけ感が薄まりますよ。

納期遅延した件のお詫びメールのまとめ

納期遅延のお詫びメールは当然ながら謝罪することをはじめとし、対応最優先を大基本として、新しい納品期日の目安とさらに代替案を提示すると相手も動きやすいと思います。

何と言っても怒り心頭であるはずで、言い訳は一番腹が立つ行為だと思うので、聞かれたら答える程度に抑えましょう。

後は誠意大将軍となり、誠心誠意を尽くせば、十分に伝わると思います。

ジェネレーターとコピペ用テンプレで骨格を作り、件名表と差し替え一文でいい感じに整えれば、空気はちゃんと和らいでいくことでしょう!

Good Luck

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

徒然なるままに・・・
お読みいただきまして、ありがとうございます!

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