ビズネスメールで催促を伝える文章は?社外に向けた丁寧な例文はこれ

ビジネス メール 催促

社外向けのビジネスメールで催促をしたいけど、でも角が立たない言い方が分からない〜。

そんな方に向けて、取引先などの相手に「やんわり伝え」つつ納期を明示する型をまとめてみました。

この記事はビジネスにおいてメール での催促について、相手の動きやすさを優先しながら必要な情報を簡潔に伝えることを目指しまた文章作りに役立てばいいなと考えております。

下には任意キーワードから一発で文章が作れるジェネレーターもありますので、まずは直感で使ってみてください。

続いて、コピペでサックと作成できる例文集がありますので、これを元にご自分の立場に合ったカスタマイズをしていただければと思います。

それ以降は、いろいろな場面での例文もおいてありますので、これを使いつつさらなる文章のブラッシュアップの参考にしていただけたら幸いです!

「文章作成」をクリックすると例文が完成します。
流用する場合は「コピー」をクリック。

目次

ビジネスメールで催促するときの基本

最初に相手の状況を尊重する一言を置くってのが大事な気がしますよね。

なにせ怒らせたら絶対にダメな相手ですから。

次に目安日を提示して“判断の材料”を渡す…考えてもらえるように促すのがいいかと思います。

難しい場合の代替案や返答のしやすい質問を添えてあげるといいですが、やりすぎてバカにされてる!って思わせないようにすることも大事。

この至れり尽くせり三点セットで摩擦が下がり、返信率が上がって来るかと思います。

※あくまでも一般的な話で、相手が変人だったりすると状況は変わる可能性はあります。。。

NGやめてOKパターンを!もたらす結果は?

  • NG:「至急お願いします」「いつまでにできますか?」だけを繰り返すってのはもっての外。
  • OK:「恐れ入りますが」「◯月◯日目安」「難しい場合は目安を」の気を使った三点セットは必須。
  • 結果:相手の行動ハードルが下がり、調整しやすい選択肢が生まれる可能性があります。

ビジネスメールで催促する時のコピペ用テンプレ(短文/標準/長文)

ジェネレーターで作成したメール文章と下記のテンプレを比較、あるいは融合させてカスタムするのもありです。

この一文では「不躾に感じる」場合もあろうかと思うので、必要な場所に挿し込んで、さらに書き換えるなどしていい感じに整えてください。

短文

お世話になっております。
◯◯につき、可能であれば◯月◯日を目安にご対応いただけますと助かります。
難しい場合は、対応可能な見込みだけでもご教示ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

標準

株式会社◯◯ △△様

お世話になっております。
◯◯の進行につきまして、社内確認の都合上、◯月◯日を一旦の目安としております。
もし難しい場合は、対応可能な時期や先行できる範囲だけでも共有いただけますでしょうか。
進め方のご提案も歓迎です。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

長文

株式会社◯◯ △△様

いつもお世話になっております。
◯◯の件、社内スケジュールの関係で◯月◯日までに一度状況を把握できると助かります。
もしご都合が合わない場合は、無理のない範囲での見込み時期をご教示ください。
先に対応可能なAとBのみ共有、Cは後追いという形でも問題ございません。
必要であれば、こちらから進め方のたたき台をご用意します。
ご負担の少ない形で進められればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ビジネスメールで催促する時の件名の例(状況ごとにそのまま使える)

ある程度考えられる状況ごとに、差し替えて使えそうな件名をご提案しますね。

個々のケースを選んで、” “内は書き換えてお使いください。

この” “の文はちっとしつこいかなぁって思ったら、—以降は使わず本文頭にて伝えるようにするといいかもです。

ここまでジェネレーターやコピペ文章などでも「いまいち」な出来ならば、下記も活用してみてください。

状況件名の例(完成形)
初回のやんわり催促
まずは角を立てずに目安を置きたい時
ご確認のお願い — “◯◯の件(◯月◯日 目安)”
進捗の共有を依頼
いまの見込みだけでも知りたい時
進行状況のご共有のお願い — “見込みのみでも大丈夫です”
納期をやさしく明示
社内事情で日付目安を置きたい時
ご対応のお願い — “◯月◯日までの目安です”
先にできる範囲で依頼
相手が一度に対応不可の場合、部分対応でもOKを示したい時
先行可能な範囲のご対応のお願い — “部分共有でもOKです”
再送(返信がない)
やさしいトーンの再リマインド
【再送】ご確認のお願い — “◯◯の件( ◯/◯予定でした)”
相手が多忙そう
負担を下げつつ選択肢を示したい時
ご都合のよい範囲でのご対応のお願い — “PDF/URLどちらでも大丈夫です”

基本的にビズネスでは「遅延」はNGですよね。

これらのようにビジネスメールで催促する場合は、大概相手の力不足やズボラの場合がほとんどかと思いますが、拠んどころのない理由があるかも知れないので、あまり高圧的には出れないですよね〜。

我慢です!!

ビジネスメールで催促する時用の差し替え文例集

こちらの章もジェネレーターやテンプレ、更には件名例を加え完成度が高まってきた文章の最後の参考パーツとして使ってみてくださいね。

あいさつのひと言(最初にそえる)

  • いつもお世話になっております。まずは用件のみ失礼いたします。
  • ご多用のところ恐れ入ります。要点を手短に共有いたします。
  • 平素よりお世話になっております。お願いがありご連絡いたしました。

何をお願いしたいか(用件)

  • ◯◯につきまして、進行の見込みをご共有いただけますでしょうか。
  • 差し支えなければ、◯月◯日を一旦の目安としてご対応をお願いできますと助かります。
  • 先に可能な範囲だけでも共有いただければ大丈夫です。

いつまでが助かるか(目安の伝え方)

  • 社内の確認スケジュールの都合上、◯月◯日を仮の目安としております。
  • 難しい場合は、可能な時期をご教示いただけますと幸いです。

相手が動きやすい配慮(選択肢を用意)

  • 部分的な共有(AとBのみ先行)でも構いません。
  • 形式はPDFまたはURLのいずれでも問題ございません。
  • 進め方のご提案も歓迎です。やりやすい形で進めましょう。
  • 先行対応が可能であれば、その範囲のみで問題ございません。

不足があれば教えてほしいこと(遅延しているのはこちらの情報が足りてないから?…)

  • こちらの記載に不足があれば、必要項目をご指示ください。
  • 対象の特定に必要な条件(版・期間・型番など)があればお知らせください。
  • 参照先があれば、過去メールの日時や案件名を教えてください。

最後のしめ(お願いとフォロー)

  • お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
  • ご不明点があれば、遠慮なくお知らせください。
  • まずは用件のみです。詳細は追って共有いたします。

よくある質問

返信がない時はどうすればいい?

1〜2営業日空けて再送します。

件名に「【再送】」を付け、本文のトーンは据え置きですね。

再リマインドの間隔は?

初回から3営業日後に2回目。

さらに1週間後に3回目。

以降は別経路も検討します。

電話へ切り替える目安は?

再送が2回続いて反応がない場合。

事前に「お電話でも失礼します」と一言添えてから切り替えます。

ビズネスメールでの催促方法についてのまとめ

得意先などの社外向けのビジネスメールで催促するときは、相手への配慮と納期の明示をセットにするのが賢明ですよね。

「恐れ入りますが」「(もう期限過ぎてるのに)◯月◯日目安で…」「難しい場合の選択肢(そもそも出来ないとかおかしいでしょ)」…相手を思うとこちらで考えることが増えて来ますよね。

本来はじっくり考えて文章を構成するのが最高ですが、ある程度パターンを知って引き出しを増やしておくことは悪くはないので、こちらのジェネレーターでの完成分野やコピペ用のほぼ出来上がってる例文、更には件名や本文の差し替え可能なパーツを使って、理想的な文章を完成させてください!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

徒然なるままに・・・
お読みいただきまして、ありがとうございます!

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