iPhoneのマナーモードが勝手に解除される原因と対処法をお伝えしますね。
外出中はiPhoneをマナーモードにする人は多いと思いますが、当たり前のエチケットですよね。
ところが、このマナーモードが勝手に解除されるのか、突然音が出たりサイレントスイッチをオンにする際にバイブで震える動作を繰り返したり、謎な動きが見られる事があります。
周りに人がいる時に突然常識外れな音量で音が出てしまうのは、さすがに恥ずかしいですよね。
私も経験ありますが、そういう時って手慣れてるはずの操作がままならず、手の中でiPhoneが踊ってるみたいな動きになって、すぐに消音できなかったりしました…
そんな恥ずかしい事にならないように、iPhoneのマナーモードが勝手に解除される原因と対処法をお伝えしていきます。
iphoneのマナーモードが勝手に解除!原因と対処法は?
ユーザーが予期しないiPhoneの挙動は、だいたいは本体の故障かiOSの不具合による場合が多そうですよね。
しかし、今回の不具合、マナーモードが解除されちゃうって件は、なかなか原因の特定ができなくて、いくつかの対処法を順に試していくしかないんですよね実際。
元も子もないこと言ってしまえば、修理に出せばって話なんですが、まずは自力でなんとか出来れば一番いいと思うんですよね〜。
そこで下記に症状と原因、対処法をまとめてみました。
サイレントスイッチの故障?
ネット上で深刻な問題として、多くの人が報告していますね。
■症状
サイレントスイッチでマナーモード(消音モード)にしているのに、勝手に小刻みにオン/オフが切り替わる。
そのためにバイブが震え続けて、本来の着信との区別がつかない。
なんだかバッテリーの消耗も激しくなってきた。
■原因
ズバリ「サイレントスイッチ」の故障の可能性高しですね。
ポケットやかばんの中に忍ばせるiPhoneですから、やはりスイッチ類にも負荷をかけていることは明白ですよね。
いくらカバーやケースで保護をしていても、ホコリが溜まったりするわけですから、当然故障もするんです。
対処法その1まずはコレをやれ!
まずは誤作動して突然音が出てしまうのを何とかしたいですよね。
根本的な原因を探り出すのはなかなか難しいと思うので、まずは音が出ないようにしちゃいましょう。
iPhoneの設定で”マナーモードもどき”にする
これで壊れたサイレントスイッチとは無関係に、iPhone本体左側面のボタンで音楽や動画の音量調節するのと同様に着信・通知音の音量も操作できます。
ただ完全には消音されないのですが、着信・通知音を「極小音」にすることは可能なので、突然大きな音が出ることは避けられそうです。
さらに万全を期すなら、
まずは「設定」アプリ→「サウンドと触覚」をタップ(上記の手順1、2と同様)
次に
これでiPhoneは完全無音・無振動の状態になりました!
ただし、これは「iPhoneの向こう側」と隔絶する究極の方法になるので、いつも画面を気にしていないと誰かからの連絡に気が付かなかった…なんて事にもなるので、十分注意してください。
なにはともあれ、これでiPhoneが壊れていたとしても、急にデカイ音が出ることを抑えることはできると思います。
対処法その2
ちょっとスマートにAssistive Touchを使う。
その1は言わば「決め打ち」された設定になるんですね。
変更するにはいちいち設定アプリを起動して、さらに奥に行って設定変更するという手間がかかります。
iPhoneは状況に応じて使い方も変わるんだよ!だから、そういう面倒なのはダメ!…って人には、Assistive Touchをおすすめします。
これは突然音を発したiPhoneを素早い動作で抑え込むって方法なので、普段から華麗な操作ができる方には向いているかも知れません。
iPhoneの画面上に「Assistive Touch」ボタンが現れます。
このボタンをタップすると、調整パネルが現れて消音のオン/オフやボリュームが調整できるんですよ。
懐かしの「ホームボタン」もあるので、使いこなせば結構便利なんじゃないかと思います。
画面に常駐するのですが、デフォルトだと色が濃くて結構気になるんですよ。
その場合は「薄く」できます!
先程の「Assistive Touch」オンと同じ場所に「待機状態の不透明度」があるので、好みの濃さに調節してくださいね。
対処法その3
ここからは壊れてしまったかも知れないサイレントスイッチへの対策になります。
- サイレントスイッチにホコリ等が溜まっている場合は掃除を行う。
- サイレントスイッチを上下方向にカチカチ動かしてみる。
どちらも、サイレントスイッチの接触不良の可能性に対処した方法になります。
実際にこれで改善した報告がありますし、じゅうぶんに効果的かと思います。
これで改善したら「御の字」ですよ!
対処法その4
やっぱりサイレントスイッチが壊れています……「修理に出す」のが最善です!
ていうか、それしかありません…
ハードウェア的にどうしようもない場合は、やはり最後は修理に出すことになりますね。
サイレントスイッチが壊れてしまうのは、おそらくiPhoneが古い機種で部品も劣化しているとか、あまりにも雑に扱っていたからなどの原因がありそうです。
いい機会と思って、思い切って買い替えを考えてもいいですね。
iOSの不具合?
iPhoneが新し目の機種なのにこの症状が出るとなると、もはやサイレントスイッチが壊れているとは考えづらいですよね。
そうなると、iOSの不具合も考えられます。
よく作られたiOSも完璧ではありませんので、バグもあったりしてうまく行かないこともあるのです。
対策その1まずはコレをやれ!
定番のiPhoneの再起動
何かあったらコレをやってみろと言うくらい大事な対処法で、場合によってはあっさりと改善します。
■手順
対策その2
iOSをバージョンアップする
もしかしたら、iOSが古いがため症状がでてしまっているのかも知れませんね。
あまりにも現行バージョンとかけ離れたiOSをお使いなら、バージョンアップしてみましょう!
iphoneのマナーモードが勝手に解除!もしやアプリが原因?
これまではiPhoneの故障やiOSの不具合を疑うってお話でしたが、そことは全く別の原因で勝手に音が出てしまう症状が発生するようなんです。
それは一部のSNS系のアプリに見られるようですが、SNSにアップされている動画などを再生すると、iPhoneはサイレントモードになっているのにも関わらずに音が出てしまうというものです。
電車・バスに乗っている時に、そ~っと見たかった動画を再生したら、ドーンと音が出てしまった!
慌ててボリュームを下げようとしたら、まさに慌ててて逆に大音量になってしまった…
そんな体験談も聞かれます…、てか、やっちゃった事あります…
これはアプリの仕様と言ってしまえばそれまでですが、端末を無視しての挙動はさすがにまずいよねって事で批判の声も上がった事もあったようです。
この場合、いつ改善されるかは不明なので、やはり強制的に音量を下げる設定にしておくのが、効果的な対処法かと思います。
それによって、不都合な事もあるかも知れませんが、大衆の前で恥ずかしい思いはしなくて済みますからね〜。
iphoneのマナーモードが勝手に解除!原因と対処法は?のまとめ
時々大音量で着信音を轟かしているお年寄りはいますけど(笑、外出先でiPhoneをマナーモードにするのは人としての常識ですよね。
ちゃんと常識ある行動をしているのにも関わらず、いろんな原因から勝手に音が出てしまうのは正直ツライです。
原因が不明のままでは気持ち悪いのでまず修理に出せばイイんでしょうが、現代人は何かと忙しいので、簡単にハイ修理ねって出すこともままならないわけですよ。
この記事でお伝えしたのは、ほんの一部の対処法ではありますが、完全解決までの「繋ぎ」としてはちょっとは役に立つと思いますのでご参考にされてください。
なお、本記事の内容はiOSのバージョンによっては、設定場所や文言等が違う場合がありますので、ご了承いただければ幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。